【レビュー】『サイコブレイク』 精神を抉る高難易度グロテスクホラー

ゲーム

先日サイコブレイク2をクリアしたので、前作であるサイコブレイクについても感想を書いておきます。

サイコブレイク2の感想はこちらからどうぞ。

ホラーとしては今回紹介する「サイコブレイク」の方が断然上です。怖いです。

あらすじ

『サイコブレイク』(PsychoBreak、英: The Evil Within)は、Tango Gameworksが開発し、2014年10月23日にベセスダ・ソフトワークスからMicrosoft WindowsとPlayStation 3、PlayStation 4、Xbox 360向けに発売されたサバイバルホラーゲーム。

刑事セバスチャンとその相棒が凄惨な大量死亡事件の現場へ急行すると、そこには謎に包まれた強大な力が待ち構えていた。他の警察官が次々と殺害されていく姿を目撃するなか、セバスチャンは何者かに襲われ、意識を失ってしまう。目覚めた場所は化け物が徘徊する常に死と隣り合わせの狂気の世界だったが、セバスチャンは戦いながらも状況を理解していく。
想像を絶する恐怖に直面し、生き延びるために戦うセバスチャンはその強大な力の陰に潜む謎を解き明かすため、恐怖に満ち溢れた旅に出るのだった。

Wikipediaより引用

グロテスクさを際立たせるグラフィック

グラフィックはとても綺麗です。

このゲームはグロテスクな要素が強めのホラーなので、映像のレベルが高いのは良い点ですね。

緊張感を演出するゲームシステム

バイオハザードなどと同じく銃を使って敵と戦うのですが、手に入る弾の数が異様に少ないです。

弾を使わずに敵を倒すには「スニークキル」をする必要があります。

「スニークキル」というのは、敵に気付かれずに一定以上近づくことで、ナイフを使い一撃で倒す方法。

これを駆使することで、効率よく敵を倒していくことができます。

なので、基本的には敵から隠れながら、スキをついてスニークキルをしていくことになります。そして倒し損ねた敵には銃弾を打ち込む。

とはいえ、複数の敵と対峙する場合やボス戦などはスニークキルは出来ませんので、銃を使って戦う必要があります。

難易度は高い!いわゆる死にゲー

このゲーム、めちゃくちゃ難しいです。

初見殺しのトラップも多く、一度もゲームオーバーにならずにクリアするのはまず不可能。

焦ってその場しのぎの対応をすればすぐに武器(弾)がなくなりますし、敵の攻撃によっては一撃でやられることもザラにあります。

僕はこういう難易度の高いゲームが好きな方なので、個人的には楽しめたポイントです!

ホラー要素は文句なし!精神的な恐怖が満載!

ホラーゲームとしては如何ほどのものか、というところですが…

めちゃくちゃ怖いです。

隠れながら進んでいくというゲームシステムなので、常に緊張感と恐怖心があります。

また、設定上唐突に場面が切り替わるので、先の展開が読めない怖さもあります。

ちょっとひらけた空間に出たと思ったら目の前が歪んで急に廃病院の中にいたり、ずっと安心させてくれません。「自分が何故ここにいるのかわからない」というのも、恐怖心を煽る一因となります。

こういう演出のおかげで、ホラーゲームとしては非常にクオリティの高いものになっていると感じました。

ストーリーはちょっと難解

ストーリーは正直あんまよくわからないです。

もちろん大まかな話や目的などはわかりますが、細かい部分の「これってどういうこと?」みたいなのがたくさんあり、その辺りはクリア後にストーリー解説などを読んでなんとかわかる、という感じ。

設定上、場面が唐突に切り替わったり、いきなり目的が変わったりするので、目の前のことについていくのがやっとでした。

ホラー好きなら絶対に楽しめる作品

緊張感のあるホラーが好きな方は絶対にやるべきゲームです。

僕はそこまで怖いのが得意ではないので、しんどいところもありました…
しかも難易度も高くてすぐゲームオーバーになりますしね。

ただ、クリアしたときの達成感はあります!

興味のある方は是非プレイしてみてください。

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