【レビュー】『Stardew Valley』 今なおアップデートが続く牧場経営ゲーム

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『Stardew Valley(スターデューバレー)』はクラフトゲームが好きな方の中では有名な作品だと思います。

実は全世界で1000万本を超える販売数の人気作であり、プレイ動画や感想、攻略情報などもたくさんあります。

すでにプレイ済みの方やまさに今プレイ中の方はネット上にあふれる他サイトを見てもらうとして、今回の記事では、まだこの作品をプレイしたことがない方にこのゲームの魅力を紹介したいと思います。

「Stardew Valley」ってどんなゲーム?

田舎町の郊外にある廃れた牧場の主となって、牧場を発展させていくゲームです。

このゲームの特徴はなんといってもその自由度の高さ

よくあるお遣いゲーのように「これをやらなければいけない」などというタスクはなく、自分に合ったプレイスタイルで遊べます。

農作物や家畜を育てるもよし、洞窟を探検してレアな鉱物を発掘するもよし。
町の人たちと交流することもできます。

システム的には牧場物語のようなゲームです。

昨今では3Dモデルのゲームが主流ですが、こういう2Dドットゲーも味があっていいですよね。

海外のゲームなので国内のゲームと比べるとイラストに少々癖はありますが、苦手でなければ楽しめるはずです。

いわゆるクエスト的な目標もある

自由こそが一番の不自由であるとも言われるように、自由すぎると何をしていいかわからず、よくわからないままに飽きてしまいます。

やはり目的がないとモチベーションは保てません。

このゲームにはプレイヤーの目標となるものがいくつかあります。

鉱山の最下層にたどり着くこと

プレイし始めて少し経つと、鉱山に入れるようになります。

鉱山の中にはモンスターがうようよしていますが、価値の高い鉱石が手に入ります。

鉱山を最下層まで攻略するのは、序盤の目標の一つとなります。

ちなみに僕は鉱山に入れるようになってからは、しばらく農業そっちのけでずっと籠っていました。

下層に行けば行くほど得られるアイテムの価値も高くなりますが、敵もどんどん強くなっていきます。

戦うためには農場で回復のためのアイテムを生産したり、お金をためて強い武器を買ったりと、準備をする必要がありますので、結果的に他の作業へのモチベーションも上がるわけです。

町の住人と仲良くなって結婚すること

町にはたくさんの人が住んでいます。

住人たちに話しかけたり、アイテムをプレゼントすることで好感度が上がり、仲良くなることができます。

それぞれの住人ごとに好きなもの、嫌いなものがあるので、間違えて嫌いなものを渡してしまうと逆に嫌われてしまうことも。

その住人が独身であれば、好感度を上げた先に待っているのが結婚。

結婚すると主人公の家に来て一緒に住むことになります。

今までただの住人だったキャラクターが、プレイヤーの家族となるのは感慨深いもの。

農業のサポートをしてくれたりもするので、ちゃんと「一緒に生活してる感」があって良いです。

廃墟となった市役所を立て直すこと

一番わかりやすいゲームの目的はこれ。

物語が少し進むと、廃墟となった市役所に入れるようになります。

市役所の中には「ジュニモ」と呼ばれる妖精がいて、市役所をもとに戻すためのさまざまな要求をしてきます。

いわゆる納品クエストです。

牧場や鉱山で手に入る素材や、それをもとにクラフトできるものなどを納品することで、市役所は元の姿を取り戻していきます。

依頼を達成するごとに報酬もあり、行ける場所が増えたり、新しいアイテムを手に入れたりと、より豊かな牧場生活が送れるようになっていきます。

気がつくと夜…時間泥棒なゲーム

このゲームでやることは、言ってしまえば単純作業の繰り返しなのですが、一度始めるとなかなかやめられない。

明日はこれをやろう、また次の日にはこれをやろう、といった具合にどんどんやりたいことが出てきて、やめ時がわからなくなり、気が付いたら夜になっていたなんてこともあります。

家具などの装飾にこだわることもできますし、マインクラフトのようなクラフトゲーが好きな方もハマるはず。

PC、PS4、Nintendo Switchと、幅広いプラットフォームでリリースされています。
次回の大型アップデートでは画面分割プレイもできるので、恋人や家族とのプレイも楽しそうです。

値段も安いので、気になった方はぜひプレイしてみてください。

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