荒れ果てた惑星をテラフォーミングするゲーム。
ありそうでなかったサバイバルクラフト。
ジャンル | 宇宙サバイバル オープンワールド テラフォーミングクラフト |
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ハード | PC(Windows) |
発売日 | 2022年3月25日 |
開発元 | Miju Games |
発売元 | Miju Games |
プレイ時間 | 20時間程度 |
視覚的な変化が楽しい
「惑星をテラフォーミングする」という目的だけを伝えられ、荒れ果てた惑星に放り出されるプレイヤー。
辺り一面、砂と岩だけ。
砂塵が舞い、赤くくすんだ空が広がっています。

最初の目的は青空を作ること。
そんなことが可能なのだろうか、と思いつつ、地表に落ちている鉱石素材を集めて装置をクラフトし、惑星の酸素や気圧、温度を上げていきます。
次第に空の色が変化していき、やがて綺麗な青空に。
壮大なテラフォーミング計画の幕開けです。

テラフォーミングが進むにつれてクラフトレシピもアンロックされ、次第にできることが増えていきます。
やがて草木が生え、

ついには昆虫も発生します。

『ドラクエビルダーズ2』をプレイした時に思ったのですが、風景が少しずつ彩り豊かになっていく様子はとても楽しいですね。
テラフォーミングを進めるのは時間がかかりますが、それゆえ達成感があります。
そして何より「ここまで来たんだな…」という感動があります。
悪魔的な中毒性
このゲームの目的は、言ってしまえばテラフォーミング指数をひたすら上げていくこと。
数値が上がれば新しい施設もアンロックされ、より大きくテラフォーミングを進めることができます。

既存の施設を新しいものに差し替えたりしながら、効率を求めてさらなる高みを目指していく感覚はさながらクッキークリッカーです。
クッキークリッカーとの最大の違いは、やはり前述した視覚効果もさることながら、探索要素やクラフト要素など、プレイヤーの自主性に委ねられる部分の多さにあるんじゃないかと思います。
ただひたすらに数字を求めているだけでは疲れてしまいますが、美しく変化した世界を探索したり、使いやすい拠点を作ってみたりと自分なりに考えて楽しめるのがこのゲームならではの魅力です。

散りばめられた謎
このゲームの面白さは前2つの項目で話したことが大部分を占めるのですが、もう一つ、ささやかながらわくわくするポイントがあります。
それが、ストーリー要素。
始めは何の説明もなく始まる本作ですが、ゲームを進めるにつれて主人公の存在や、惑星の秘密などが少しずつ明らかになっていきます。
ゲーム全体から見るとおまけ程度だろ…と侮っていると予想外のスケールに驚くことでしょう。
謎のメールが来たときなんかは、冒険心が疼きました。

まとめ
この記事を書いた時点ではまだアーリーアクセスの段階なのですが、すでにかなり面白いゲームになっています。
これから要素が増えていくのが楽しみです。
次のテラフォーミングステージは「魚」のようなので、これは期待できそう。
気になった方は是非遊んでみてください。
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