60秒後に滅びる世界で地下に籠って生き延びろ!「60Seconds! Reatomized」感想レビュー

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60秒後に原子爆弾が落ちる世界を舞台にしたサバイバルゲーム

人気が高く、リマスター版がリリースされました。

今回はそのリマスター版のレビュー。

どんなゲーム?

60秒間で必要な物資、家族を集めてシェルターに逃げ込み、その後数十日間を運び込んだ物資のみで生き残る。

簡単なルールのゲームです。

プレイヤーは毎日、だれにどれだけの物資を分配するかを判断しますし、毎日ランダムに発生するイベントへの対応もしなければなりません。

また、運び込んだ物資だけではすぐに尽きてしまうため、物資補給のため外に出なければならないことも。誰が外に出るかもまたプレイヤーが決めます。

ゲームとしてはシンプルですが、ランダム性が高いゆえに難しく、繰り返し楽しめる作品です。

文章で見るとあまり伝わらないかもしれないので、ぜひ一度Youtubeなどでプレイ動画を見てみてください。

海外のゲームなので日本人からするとイラストに癖があったり、表現がブラックだったりと取っ付きづらいと思いますが、ゲームシステムとしては非常に面白いです。

Steam「60Seconds! Reatomized」紹介ページより抜粋

面白いと感じたポイントを挙げつつ、このゲームの魅力を語ります。

判断力と運によって左右される未来

このゲームのポイントは「判断」「運」です。

求められる判断力

シェルターに籠る前の60秒

このわずかな時間を使って、プレイヤーは家中を駆け回り、必要な物資、そして家族をシェルターに放り込まなければなりません。

Steam「60Seconds! Reatomized」紹介ページより抜粋

ここでまず、プレイヤーは大きな選択を迫られます。

家はそれほど広くはないとはいえ、与えられた猶予は60秒のみ。しかも、一度にもてる物資や人の数は限られているため、何度もシェルター入り口との距離を行き来しなければなりません。

実際にプレイしてみるとわかりますが、かなり急がないとすぐに時間切れになってしまいます。

どの物資を持っていくか、どの順番で家を回るか…、短い時間の中で迅速に判断し、行動する必要があるのです。

絡みつく「運」の要素

しかしこのゲームの真髄はその後。シェルターに入ってから。

限られた物資のみで、何十日間も生き延びなければならないのです。

持ち込んだ食料と水をただ消費するだけではすぐに底を尽きてしまうのは言うまでもないこと。

そこで、家族のうち一人をシェルターの外に送り出し、物資を探してきてもらうことができるわけなのですが、ここでも誰に行かせるか、何を持たせるか等、判断が必要となってくるのです。

ただし、このあたりから、考えて判断するだけではどうにもならない「運」の要素がにらみをきかせ始めます…!

送り出した人物が無事に帰って来れるかは、持たせるアイテムや状態によって確立を高めることが出来るとはいえ、最終的には運に任せるしかないのです。

「運」が絡むのはこれだけではありません。

シェルター内では毎日何らかのイベントが起きます。

叩かれたドアを開けるか否か、おかしな音がする排気口の様子を見るか否か等…様々な事件が起きます。

行動することでプラスに働くこともあれば、プレイヤーにとってマイナスな状況をもたらすこともあります。

どちらの結果になるかはやっぱり「運」なのです。

理不尽だからこそ面白い

このように、ランダムな要素が絡んでくることによって、ロジカルな判断だけでは攻略できない、理不尽な難易度のゲームとなっています。

死と隣り合わせの日々を過ごしながら、外からの合図が来るのをひたすら待つ。

「地上が安全になり、シェルターの外に出る」という目的を達成するのは非常に難しい。

しかし、だからこそ面白いのです。

Steam「60Seconds! Reatomized」紹介ページより抜粋

高みを目指すゲーマーにこそプレイして欲しい

近年eスポーツに注目が集まり、盛り上がっています。

そこで取り上げられるようなゲームでは、プレイヤーのスキルがキーとなるもの。

勝敗を分けるのはスキルの差であり、これこそがeスポーツとしての面白さ。それは間違いないでしょう。

僕もどちらかといえば、そのようにしてゲームを楽しむことが多いです。

ただ一方で、競技としてではなく、純粋にゲームとして楽しみたい、とそんな気持ちになるときがあります。

この作品のように運の要素が強いゲームはある種、理不尽です。

しかしそれゆえに、あまり難しく考える必要もありません。

プレイしてみて、ダメなときはダメ。運が良ければ楽々進める。このゲームは、そんな風に肩の力を抜いてプレイできるゲームです。

高みを目指して疲れてしまっているゲーマーにこそプレイしてもらいたいと思います。

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