タイトルの通り、ユニークなジャンルのゲーム。
一時期流行っていて気になっていたものの、プレイするのを後回しにしてました。
先日のセールでプレイしたので、その感想を。
ジャンル | アクションRPG、モンスター育成 |
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ハード | PC(Windows、Mac OS、Linux)、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch |
発売日 | 2020年12月9日(正式リリース日) |
開発元 | moi rai games |
発売元 | Team17 Digital |
プレイ時間 | 25時間程度 |
どんなゲーム?

メトロイドヴァニア+モンスター育成バトル。
モンスターと人間が共に暮らす「モンスターサンクチュアリ」と呼ばれる世界を舞台に、モンスターキーパー(ポケモントレーナーみたいなもの)となって冒険します。
マップ探索は2Dアクションの、いわゆるメトロイドヴァニア形式。
マップ移動中は仲間にしたモンスターの能力を使うことができます。
一定時間空を飛んだり、壁を破壊したりといった能力を活用して探索範囲を広げていきます。
バトル形式はドラクエモンスターズのような、モンスター同士3対3のバトル。
ターン制で、各モンスターに使用する技を命令して戦います。

特徴的なのはバフ/デバフの豊富さとコンボ数によるダメージアップ。
これらの戦闘システムについては次の項目で詳しく解説します。
ユニークな戦闘システム
メトロイドヴァニアとモンスター育成という特異なジャンルに目が行きがちですが、戦闘システムがユニークなのも本作の特徴。
バフ/デバフを重ねて有利を作る
まずバフ/デバフが豊富かつ強力。
なので、いかに多くのバフを獲得し、相手に多くのデバフを撒くかが有利不利を大きく左右します。

この仕様上、デバフを解除する能力のあるモンスターは重宝されます。
特に中盤から後半にかけては必須と言っても過言ではない。
コンボシステムで大ダメージを狙う
もう一つの大きな特徴がコンボシステム。
これは、ターン中相手にダメージを与えた回数が加算されていき、その数が大きいほど次の攻撃に追加ダメージが乗る、というもの。
たとえ弱い攻撃であってもヒット数を稼ぐことはできますし、回復やバフなどのサポートスキルでも加算されます。
なので、サポートでコンボ数を高めてアタッカーでフィニッシュ、というのが効率的な戦法となるわけです。
これがゲームシステムとして結構面白くて、効率的にコンボ数を稼ぐためのチーム構成やスキル構成を考えるのが楽しかったです。

高難易度でやりごたえがある
本作の難易度は高め。
野生モンスターとの戦闘はシンボルエンカウントなので避けて進んでいくこともできますが、ボス戦は当然戦わないと話が進みません。
普通に進めていると、どこかで必ず「全然勝てない!」という状況に出くわします。
それも1回や2回ではなく何度も。

この辺りは評価が割れると思いますが、個人的には難易度の高いゲームはやりごたえがあって好き。
勝てなかったときに「じゃあどうすれば勝てるか」を考えることが楽しめる人はこのゲームに合っていると思います。
一方で、デスペナルティはほとんどありません。
負けても所持金を少し失う程度で、直前から再開できます。
また、HPは毎戦闘終了後に完全回復するので「連戦になって辛い…」みたいな状況はありません。
ストーリー攻略の難易度が高いので、その分リトライのハードルを下げているのだと思います。
良いバランスだと思いますが、戦闘の緊張感が薄いと捉えることもできます。
実際、私自身も「まあ負けてもいっか…」と思った場面は多々ありました。
そういう意味では、コアゲーマーには少し物足りないかも。
まとめ
「メトロイドヴァニア」と「モンスター育成」という組み合わせは珍しく、評判も良かったのでプレイしてみました。
低価格にもかかわらずしっかりと面白く、最後まで楽しめる作品です。
この記事を読んで気になった方は是非プレイしてみては。
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