前々から気になっていたゲーム。
セールの時に購入してとりあえずクリアしたので感想とレビューを。
| ジャンル | パズルゲーム |
|---|---|
| ハード | Microsoft Windows、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch |
| 発売日 | Microsoft Windows 2019年11月12日 PlayStation 4, Xbox One, Nintendo Switch 2020年7月7日 |
| 開発元 | Pillow Castle |
| 発売元 | Pillow Castle |
| プレイ時間 | ストーリークリアまで2時間程度 |
どんなゲーム?
錯視を利用したパズルゲーム。
夢の世界にとらわれた主人公を操作し、夢から覚めるためにひたすらパズルを解いていきます。
この世界では、プレイヤーの錯覚が現実のものとなります。
錯視によって物の大きさを変えることも、平面を立体にすることもできるのです。
これを利用して各ステージを攻略していきます。

「錯視」パズルという独創的なゲームデザイン
錯視で現実を改変しながらパズルを解く、という体験がとても新鮮です。
初めのうちはイマイチ錯視が反映される仕組みがわからず苦戦しましたが、すぐに慣れてきます。

パズルの難易度も個人的にはちょうど良かったです。
基本的にはサクサク進めますが、ひらめきが足りずに立ち止まる場面もちらほら。
それもしばらく考えると答えに気付けるので、「全然わからなくて進めない!」ということはありませんでした。
逆に言うと、歴戦のパズルプレイヤーにとっては、エンディングまでは簡単かもしれません。
ですが。
このゲーム、隠し要素ややりこみ要素が豊富で、そちらは非常に難易度が高いです。
ハードなパズルを求めるプレイヤーもしっかり楽しめるつくりになっています。
ストーリーに引き込まれる
ただのパズルゲームかな、と思ったら、ストーリーも濃厚かつ壮大で、非常に満足でした。
初めのうちはただシンプルなパズルを解いていくだけですが、少しずつ、より深い夢の世界へと誘われます。
ルールも次第に曖昧になっていき、「自分自身でルールを見つけなければ…!」という気持ちに駆られます。
そうこうしているうちに、どんどん世界観に引き込まれていました。

夢の世界に囚われてしまった主人公にたびたび呼びかける博士やAIのセリフはユーモラスで、思わずクスっとしちゃいました。
ストーリーも含めて、全体的な雰囲気は『Portal』に似ています。あちらにハマった方はこっちも楽しめるはず。

まとめ
いろんなゲームをプレイしていると、同じようなゲームばかりで飽きてしまうことがあるんですよね。
そんな中で、こういう独創的なシステムのゲームはとても新鮮です。最後まで一気にクリアしてしまいました。
ただ、錯視というゲームの性質上、長時間のプレイは酔います。普段3D酔いしない私もかなり酔いました。
こまめに休憩しつつプレイしてみてください。


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