「マジック:ザ・ギャザリング展」に行ってきました

雑記
Pocket
LINEで送る

2018年9月11日~17日まで新宿のルミネゼロにて開催されていた「マジック:ザ・ギャザリング展」に行ってきました。

25年の歴史を目撃せよ! 25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
世界中で5千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ世界最高の戦略トレーディングカードゲーム、マジック:ザ・ギャザリングの日本公式ウェブサイト。

いやあ、ほんとによかった。
年表や昔のカードの紹介なんかがあったので、MTGをやり始めたころを思い出してしまいましたね。

僕とMTGとの出会い

僕が初めてMTGに触れたのは、「オデッセイ」のころでした。

遊戯王カードへの疑念

当時、僕はまだ小学生。
周りでは遊戯王カードが流行っていて、僕もみんなと一緒にプレイしていました。

ただ、小学生のくせに生意気なんですけど、これがあまりゲームとして楽しめなかったんですよね。

当時の遊戯王カードって、弱いカードはとことん弱くて、使い道がなかったんです。
(今はルール変わってたような気がします)

例えば「ワイト」というカード。
このカード、能力値が低い上に特殊効果もないんですよ。上位互換がいくらでもあるわけです。

こういう、ゲーム的に意味を持たないカードがあることに引っかかっていたんですね、当時の僕は。

要するに、同じコストのカードにおける強さの幅が広すぎたんです。
だから「強いカードを持っていれば勝ち」みたいな感じになってて、僕にはあまり合いませんでした。

MTGとの出会い

そんなある日、友人からMTGの存在を教えてもらいました。
衝撃を受けました。誇張ではなく。

MTGにはほとんどのカードに特有の効果があるし、コストも細かく設定されているため、弱いカードもちゃんと意味のある使い方ができるんです。

「強いカードばかりを入れていても勝てない」という戦略性の深さに、それまでの固定概念が崩れ去りました。

「こんな面白いカードゲームがあるのか!」と。

それが小学3年生のころ。

そこから1、2年くらいはやってたんですけど、やっぱり小学生にはちょっとルールが難しいというのもあってか、いつの間にかやらなくなってました。

そして時は経ち。
大人になってからふとしたきっかけでまたやり始めるわけです。

それがちょうど「運命再編」のころでして、「カードゲーム漫画の導入か」と非常に興奮しました。

MTGの歴史を辿る年表

前置きが長くなりましたが、本題であるMTG展の感想を書いていきます。

会場に入ってすぐに目に入るのが、長い年表。
そこに書かれていたのは各エキスパンションの発売日や大会の開催日、その優勝者などです。
MTGを愛する者にとっては思い出深いものでした。

年表の周りには来場者が自由にメッセージを書けるようになっていたのですが、僕が行った時にはもうスペースいっぱいにメッセージが書き込まれていて、MTGプレイヤーたちの熱い想いを感じました。

懐かしい!各ブロック紹介

そして、各ブロック紹介のコーナーへ。
これがまた感動するんですよ。

冒頭で書きましたが、僕が初めてMTGに触れたのは「オデッセイ」のとき。
当然MTG展にもその紹介があって、そこには僕も当時使っていたカードが飾られていました。

当時は小学生だったためあまりカードを持っていなかったのですが、僕の持っている中でも使いやすく、とてもお世話になったカードでした。

それから、MTGを再開したときに最新だった「運命再編」。

この時にはすでに社会人だったわけですから、カードもある程度好きなものが買えます。
僕は当時緑白のカウンターデッキを使っていました。
「硬化した鱗」と「不屈のダガタール」のコンボが強かったんですよ。

友人とプレイする中では一番勝率の高いデッキでした。
安いカードだったのでそろえるのも楽でしたしね。

不滅のデッキリスト

各ブロックの紹介を超えた先には、不滅のデッキリストが飾られていました。
ネットのまとめ記事とかで見るやつです。

MoMaの紹介文に、カードデザインを担当した方が社長に怒られた話が書いてあって、なんだかほっこりしました。
カードゲームって調整難しそうですもんね。

ここまでで展示の前半部分が終了。
この時点でかなりテンション上がってます。

パワー9の展示

後半に入って最初の展示は、かの有名な「パワー9」でした。

撮影禁止であることや警備員さんが立っていることも相まって、まるで宝物が飾られているかのような、神聖な雰囲気がありました。

今見るとやっぱり「ぼくのかんがえたさいきょうのカード」感がすごいですね。
Moxシリーズはもちろんのこと、あのコスパ良すぎるドローソースとか。

今見るとやっぱぶっ壊れ性能です。

イラスト原画展示

パワー9のあとはイラスト原画の展示。

MTGにわかの僕が知っているイラストはあまりなかったのですが、間近で見るととても丁寧で美しく、ずっと見ていても飽きません。

来場者得点のポストカードにもなっていた「末裔の道」が個人的にはとても好きでした。

映像ブース

ここでは、名のある映像制作者の方がMTGを題材に制作した2つの映像が流れていました。

内容ももちろんのこと、MTGの世界観がアニメーションで表現されていることに感動しますね。

結構な人だかりになっていたので、僕はあまりじっくりとは見ませんでしたが、音楽といい映像といい壮大なスケールで表現されていました。

「ラヴニカのギルド」コーナー

最後に10月発売となる「ラヴニカのギルド」の設定資料とカードプレビューが。
プレビューは会場限定のものだったらしく、プレビューの画面には人だかりができていました。

個人的にはプレビューよりも各勢力の設定資料集が印象的でしたね。
MTGの魅力の一つは濃厚なストーリーですから!

まとめ

そんな感じで一通りの展示を見終えました。

これほどの規模の展示だとは思っていなかったので、想像以上のクオリティに心も体も大満足。
来場者得点のポストカードとセラの天使を手に帰路へ。

いや、ほんとに素晴らしい展示会でした。
またぜひともやってほしいものです。

コメント