【ネタバレあり】『パラノマサイト FILE 23 本所七不思議』を神ゲーと呼べなかった理由

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発売直後にプレイしたんですけど、最近某動画投稿サイトでプレイしている方を見かけて、当時の記憶がフラッシュバックしたので、思い出しつつクリア後感想を記載しておこうと思います。

Steamの評価は、発売当時「98%が好評」でした。
私の評価も世間と同じく「好評」なのですが、だからと言って「非の打ち所がない!」とかって話ではなくて、クリア後にはそれなりの不満を感じ、モヤモヤしてました

この記事では、「何がモヤったのか」という話を書き連ねていきます。
最後まで楽しくプレイした人からすると、あまり気持ちのいいものじゃないかもしれないですが、「こんなこと考える人もいるのね」というくらいの気持ちで読んでください。

当然ながらネタバレ全開になるので、未プレイの方は先にネタバレなしの記事を見てね。
もし気になったら購入してプレイしてみてください。
値段以上の価値は確実にあります。

終盤までは神ゲー

ほんとにこれ。めちゃめちゃ面白かった。
世界観がどストライク。キャラクターは魅力的。先が気になるストーリー展開。臨場感あふれる演出。イラストの雰囲気も良好。

これはアドベンチャーゲーム界に新たな神ゲーが生まれてしまったのでは…?
最後の最後までそう思いながらプレイしていました。

実際のところ、ちょっと気になるポイントはあったものの(後述)、それを大きく上回る圧倒的な完成度の高さで気になりませんでした。

エンディングがあっさり過ぎる

「打ち切り漫画か?」

そう思ったのを覚えています。

もちろん、最初からこのエンディングありきで作られているわけですから、全然打ちきりじゃないんですけど。
そう感じた大きな理由は、終盤に向けての盛り上がりと期待感が、エンディングで一気にしぼんでしまったからです。

「え、これで終わり?」って感じでした。

エンディングの、「実はこういうことでした!」っていうどんでん返しはテンション上がるんですけど、「真ルートはもう最初に体験してました」(正確にはちょっと違うけど)って展開なので、達成感がない。
真ルートでの各登場人物の話もダイジェストで進んでいくから、客観的にしか見れないし感情移入もできない。

むしろ感情移入という点で言えば、「長々とプレイしてきたルートはバッドエンドでした」というのがそもそも辛すぎる。
キャラクターが魅力的で、話も面白くて、ぐいぐい引き込まれていって、やっといろいろ解決した!と思ったら最後の最後であっさりゲームオーバーってのが本当につらい。

ミヲちゃんと襟尾が死ぬあのルートが真エンドですよ、っていう話ならまだ受け入れられたかもしれない。けどそうじゃないんですよね。
あのルートは正史じゃないよ、っていうのが明確に示されているから、モヤる。

要は「IFルートをたっぷり10時間やらされた後に、数分程度のダイジェストで真ルートを見ておしまい」って感じで、いろいろと不完全燃焼になったわけです。
真の黒幕がわかったのに、黒幕と対峙せずに終わりますし。

細かい不満点など

そのほか、細かいところ。

呪詛の駆け引きは最初だけ

Nintendo Directで流れた紹介映像では、呪詛の能力を使って駆け引きをしながらバトルをするような紹介がされているのですが、全然そんなことなかったです。
最初のチュートリアルルートだけでしたね。

この紹介映像を見て「面白そう!」と思って買ったのに…。

結果的にアドベンチャーゲームとして期待以上に面白かったから良いのですが、ちょっと騙された感じは否めない。

大事なことをシステム画面に記載するシステム

重要な情報がストーリー上で語られるのではなく、人物図鑑の説明欄にさらっと記載されている。

「えっ、こんなところに!?」っていう驚きはあるし、面白さもあるんですけど、それがOKなら極論全部解説で良いことになっちゃうじゃん、と思った。

「プレイヤーが実は土御門睛曼で、別空間から物語を俯瞰して見ている」という設定に絡めた演出だとは思うのですが、私はキャラ紹介やTIPSファイルなどは必要な時に読むスタイル(とにかくストーリーを進めたい)なので、ちょっと合わなかったです。

キャラの説明文読まないとこれわからないの!?ってレベルのことまであったので。。

まとめ

めちゃめちゃ面白かっただけに、どうしても最後の終わり方には不満を持ってしまいました。
売り上げによってはシリーズ化する可能性もありそうなので、続編には期待したいと思います。

終わり方についても、私に合わなかったというだけで、好きな人は好きだと思います。
全体通して完成度はとても高く、夢中になってプレイしてしまったゲームでした。

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