ゲームだからと侮るなかれ。
内容によっては「これ仕事じゃん」と思うようなシビアな管理が求められるゲームも世の中にはたくさんあります。
今回は、筆者が実際にプレイしたゲームの中から特におすすめの資源管理ゲームをまとめました。
こういうジャンルのゲームに興味あるけど、どれをやったらいいかわからない…、という方は是非参考にしてみてください。
Frostpunk

突如極寒と化した世界で生き残るため、街の指導者となって人々を導くゲーム。
本作ならではの特徴は、何といっても寒さへの対策。
気温は緩やかに、しかし確実に下降していき、終盤には氷点下50度を超えます。
それまでに十分な暖房機器を整えるのが何よりも重要。
とはいえ、日々の生活には食料も必要ですし、ストレス管理もしなければなりません。
不適切な指導をすれば人々は失望し、街から追放されることに。
過酷な世界で管理職をしてみたい人にオススメです。
Lobotomy Corporation

未知の怪物「アブノーマリティ」を管理する会社の社員となって、日々適切な管理をこなしていくゲーム。
字面だと一見簡単そうに思えるかもしれませんが、管理対象は「未知」の「怪物」ですから、一筋縄ではいきません。
管理作業を間違えれば即死することなんてざらにありますし、特定の条件で暴走する個体もいます。
管理作業を通して生態を調査していき、適切な管理方法を探っていくのがこのゲームの肝です。
厳密には資源を管理するわけではないのですが、資源管理系ゲームが好きな人は楽しめるシステムだと思います。
This War Of Mine

戦時下が舞台のゲーム。
とはいってもコールオブデューティーのように軍人を操作して戦うわけではありません。
主人公は一般人。
食料を調達したり、野党を追い払ったりしながら、限られた資源で戦争終結まで生き残るゲームです。
戦時中ということもあり雰囲気は暗めですが、最後まで生き残った時の達成感は大きいです。
Oxygen not included

資源管理シミュレーターの代表作であり傑作。
未知の惑星の地下に転送された「複製人間」たちに指示を出し、生存し続けるゲームです。
特徴は何といっても管理すべきものの多さ。
タイトルの通り、酸素をはじめとする気体から、食料、ストレス、士気、温度、電力など、膨大な要素をうまく管理しながらサバイバルします。
一つの要素ばかりに集中していたら、他が崩壊していることなんてよくある話。
まさに経営のような複合的な視点が求められるゲームです。
難易度もかなり高め。
先を見据えて論理的に指示を出す必要があり、世の管理職の方々はこのゲームを教材にしても良いのでは、と思うくらいです。
一時のミスが100ターンくらい後になってから効いてくるのがまたリアル。
Banished

2014年リリースと、比較的長い歴史を持つ街づくりシミュレーション。
いまだに高評価を維持し続けています。
何もない土地に住居や施設を建てて集落を作り、木材や食糧など生きるために必要な資源を確保しつつ日々を過ごしていくゲーム。
明確なゴールは設定されておらず、とにかく村を長く存続させていくのが目的。
RimWorld

傑作SFコロニーシミュレーション。
見知らぬ世界に降り立った人たちを動かし、なんとかして生き残るのが当面の目的。
AIによってイベントがランダムで生成されるため、毎回異なる展開が楽しめます。
グラフィックは簡素ではあるものの、設定やストーリーは濃厚。
演出がプレイヤーの想像力に委ねられるという点では、TRPGに近いプレイフィールだと思います。
ハマりすぎて数百時間プレイしてしまったという人がゴロゴロいるゲーム。
シミュレーションゲームは社会の縮図か
読んでいただければわかる通り、現実世界に負けず劣らずのシビアさを持つゲームばかりをピックアップしました。
どれも難易度は高めなのですが、ぜひとも挑戦してみて下さい。
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